【図解】Foundation(ファンデーション)でNFTの始め方・出品する方法をわかりやすく解説

NFTに興味が出てくると、NFTマーケットプレイスのFoundation(ファンデーション)について興味や関心が出てくると思います。

FoundationでNFTの【買い方】について知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

日本の人気イラストレーターがこぞってNFTを出品しているFoundation(ファンデーション)について解説していきます。

このページでわかること
・Foundationとは?運営会社/手数料について
・FoundationとOpenSeaの違いについて
・FoundationでNFTの作り方・販売する方法

早速、解説していきます。

FoundationでNFTを売買するためには仮想通貨のETH(イーサリアム)が必要になります。

初心者の方は、コインチェックでETH(イーサリアム)の購入をお勧めします。

Coincheck(コインチェック)は東証プライム上場企業であるマネックスグループの子会社になります。

そのため、多くの方が安心して仮想通貨・暗号資産の取引を行っています。

この機会に是非、口座開設をしてみてください。

口座開設は無料です
月額費用は一切かかりません

リンク先:Coincheck公式サイト
登録後すぐにNFTを作成・販売をする必要はありません。
自分のペースで進めていくことが可能です。

Foundation(ファンデーション)とは?運営会社や手数料について

Foundationとは、NFTの取引ができる場所=マーケットプレイスの名称です。

Amazonや、メルカリ、楽天のように「ネット上で商品を販売しているサイト」

そのNFT特化専門サイトだと思ってもらえればイメージがしやすいかなと思います。

※2022年2月現在

会社名Foundation Labs
拠点サンフランシスコ
設立2020年5月
従業員不明
決済方法ETHのみ
手数料15%
創業者Kayvon Tehranian

特に目立つFoundationの販売手数料の15%という高さは、業界の最高水準です。

現時点でのNFTマーケットプレイスの世界最大手は OpenSea(オープンシー)です。

FoundationとOpenSeaは競合関係にあり、サービスに違いがあります。

Foundation(ファンデーション)とOpenSea(オープンシー)の違いについて

NFTを売買するのは、OpenSeaにすべきなのか?それともFoundationにすべきなのか?

販売手数料がこんなにも高いFoundationでなぜクリエイターはNFTを販売するのか?

逆になぜ、OpenSeaでNFTを販売する人はたくさんいるのか?

それらの理由となるFoundationとOpenSeaの違いを4つ紹介します。

  • コレクターの認識
  • クリエイターの招待制
  • NFTの販売方式
  • ガス代の発生するタイミング

早速、解説していきます。

コレクターの認識

NFTコレクターの認識として、OpenSeaで販売されているNFTよりもFoundationで販売されいるNFTの方がレアリティが高いと認識されいます。

売上規模や取引件数はOpneSeaが圧倒的ですが、平均売上はFoundationの方が高いです。

2021年9月の1週間(7日間)の合計取引額の比較

2021年9月OpenSeaFoundation
取引件数46,106件1,394件
売上合計$29,446,459$4,346,336
平均売上$638(約73,329円)$3,117(約358,255円)

参照:OpenSea vs Foundation NFTs Marketplace

この図からも分かるように、Foundationの方が1件のNFTの平均的な価値が高い傾向があります。

つまり、コレクターからすればFoundationは価値あるNFTを手に入れる確率が高く、クリエイターからしても作品の評価を高くしてもらえる可能性が高いという状況が生まれています。

クリエイターの招待制

FoundationとOpenSeaとの大きな違い、クリエイターの招待制ということです。

つまり、誰でも彼でもFoundation(ファンデーション)でNFTを出品できる状況ではないということです。

ですので、NFTを買う側のコレクターからすればある程度のクォリティが担保されている状況でNFTを購入することできます。

Foundationの招待枠を金銭で取引することはガイドラインに違反する行為にあたり、アカウントの停止をされる可能性があったりと、運営側でも招待制が機能する仕組みを導入しています。

しかも、Foundationに参加する全てのユーザーが「誰から招待されたクリエイターなのか」が見えるようになっています。

ですので、招待する側も招待するクリエイターを慎重に選ぶ状況が生まれています。

NFTの販売方式

OpenSeaではクリエイターが3つの販売方式(固定価格、オファー、オークション)から選択して販売することができますが、Foundationはオークションのみを採用しています。

クリエイターが決定するのは、最低入札価格の設定のみです。

コレクターからすれば、なるべく価値あるNFTは安く手に入れたと思うのが普通ですが、Foundationでそれは難しいです。

盛り上がっているオークションであれば、Foundationのトップページに掲載されます。
その結果オークションへの参加者は増えて販売価格は自然と吊り上がります。

OpenSeaのように柔軟に設定することができないので、この販売方式が良いと感じるかどうかは人により違うのかなと思います。

ガス代の発生するタイミング

FoundationはOpneSeaではガス代が発生しない場面でガス代が請求される場面が主に2つあります。

  • コレクションを作る時(毎回)
  • イラストをNFTにする時(毎回)

OpenSeaはNFTを販売する時、初回のみ(アカウント登録料)ガス代が発生しますがFoundationは毎回発生します。

OpenSeaはコレクションも無料で作成できますが、Foundationでは作成する度にガス代が毎回発生します。

総じて、OpenSeaよりもFoundationの方がクリエイターもコレクターもガス代の負担が増えます。

Foundation(ファンデーション)のガス代の発生するタイミングや、ガス代(GAS)についてより詳しく知りたい方はこちらの記事(Foundationを日本語にする方法は?ガス代、出品手数料についても解説)をご覧ください。

Foundation(ファンデーション)でNFTの始め方・出品する方法

Foundation(ファンデーション)でNFTを出品するまでのはこの5つのステップになります。

・ETH(イーサリアム)を入手する為に、仮想通貨の取引場の口座開設をする
・MetaMask(メタマスク)にETH(イーサリアム)を送金する
・Foundation(ファンデーション)とMetaMaskを接続する
・他のクリエイターから、招待枠を受け取る

・Foundation(ファンデーション)でNFTを作る・販売する

早速、詳細を解説していきます。

ETH(イーサリアム)を入手する為に、仮想通貨の取引場の口座開設をする

Foundation(ファンデーション)でNFTを売買する為にはETH(イーサリアム)という仮想通貨が必要になります。

ですので、まずは仮想通貨の取引場で口座開設をしましょう。

仮想通貨初心者の方はコインチェックがオススメ

仮想通貨の取引所は国内外にたくさんありますが、その中でも東証プライムに上場しているマネックスグループが親会社の【コインチェック】がお勧めです。

国内法人なので、日本語表記なのはもちろんですし、多くの方が安心して仮想通貨の取引をしています。

最短5分で申し込みが完了するので、ぜひ口座開設をしておきましょう。

コインチェックはインターネットのみで口座の開設ができます。

【図解】コインチェックの口座開設手順

コインチェック】の公式サイトにアクセスしましょう。

▼こちらの画面に切り替わるので、【口座開設(無料)はこちら】をクリックして下さい。


▼こちらの『メールアドレス』と『パスワード』を入力して【登録する】をクリックして下さい。

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入力したアドレス宛にコインチェックよりメールが届きます、そちらメールに記載されいるリンクをクリックしてもらえればメールアドレスの認証が完了します。

認証完了後は下記の流れで手続きを進めてください。



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1 SMS認証(電話番号認証)
2 本人確認書類を提出する
3 2段階認証を設定する

以上で開設手続きが完了します、非常に簡単です。

審査が通過すれば数日後にコインチェックよりハガキが届きます。

実際のハガキ

【図解】コインチェックの口座に日本円を入金する

まずは開設したコインチェックの口座に日本円を入金しましょう。
ここからは操作がしやすいのでコインチェックのアプリを使用して解説していきます。

アプリの画面(※一部モザイク)

(1) スマホ画面下にある【ウォレット】をタッチしてください。

(2)スマホ画面中央にある「日本円」をタッチしてください。

スマホ画面が切り替わります。

\ アプリダウンロード数 No.1 /

アプリの画面(※一部モザイク)

(3)枠内に入金額を入力して赤丸の入金をタッチします。

入金方法は3つあります。
最も手数料が安いのは【銀行入金】でした。

  • 銀行入金
    • GMOあおぞらネット or 住信SBIネット
  • コンビニ入金
    • ファミマ ローソン ミニストップ セイコーマート
  • クイック入金

銀行入金の場合、発生する手数料は「振り込み手数料相当額」のみです。
私の場合は220円でした。

コンビニ入金、クイック入金は手数料が770円かかります。

ちなみに、銀行入金は振り込みを実行してから約12分後にCoincheckのウォレットに反映されました。

※反映時間を保証するものではありません、参考までに記載しているだけです。

すぐに、Foundation(ファンデーション)でNFTの取引をしたい方は【銀行入金】がお勧めです。

※クイック入金と、コンビニ入金をしてしまうと7日間は購入したETH(イーサリアム)はMetaMask(メタマスク)に送金できません。

【図解】コインチェックでETH(イーサリアム)を購入する

アプリの画面(※一部モザイク)


『金額』の欄に購入したいETH(イーサリアム)の金額を入力します。

画像の様に20,000円と入力すれば、約20,000円分のイーサリアムを購入することが可能です。

これで、コインチェックにてETH(イーサリアム)の購入は完了です。

次は、購入したETH(イーサリアム)をMetaMask(メタマスク)に送金していきます。

MetaMask(メタマスク)にETH(イーサリアム)を送金する

まずはMetaMask(メタマスク)を入手しましょう。

MetaMask(メタマスク)は下記のURLかダウンロードできます。
公式サイト:https://metamask.io/

  • Google Chrome(拡張機能)
  • Android
  • IOS

MetaMask(メタマスク)はGoogle Chromeの拡張機能に対応しているので

Foundation(ファンデーション)を利用する際のWebブラウザは「Google Chrome」を使用することをオススメします。

MetaMask(メタマスク)とは?

MetaMask(メタマスク)とは、Foundation(ファンデーション)で使用される仮想通貨のETH(イーサリアム)を保管する財布のようなものです。ネットではよく、ウォレットと呼ばれています。

お金を自分の財布で管理するのと同じように、仮想通貨も専用ウォレットに保管するのが一般的です。

コインチェックでも、仮想通貨の保管はできますが今回はFoundation(ファンデーション)でNFTを販売する為にMetaMask(メタマスク)にETH(イーサリアム)を送金します。

【図解】コインチェックで購入したETH(イーサリアム)をMetaMaskに送金する

アプリの画面(※一部モザイク)

コインチェックのアプリを開いて

【ウォレット 】を選択して下さい。

【ETH(イーサリアム)】をタップして下さい。

赤丸の【送金】をタップします。

アプリの画面(※一部モザイク)

画面が切り替わります。

【Ethereumを送る】をタップします。

『宛先』には、先ほど登録したあなたのMetaMask(メタマスク)の宛先を入力して下さい。

※この時宛先を間違えて送金をミスしてしまうと、コインが返ってこないので、宛先は必ずコピペをしましょう。

次に【金額】の欄に送金するETHの数字を入力します。

自分のMetaMask(メタマスク )の【宛先】がわからない方は次の画像をご覧ください。

MetaMaskの画面(※一部モザイク)

MetaMask(メタマスク)の「アカウントの詳細」を開くとこちらの画面が確認できます。

赤丸の欄にミックスされた英数字が記載してあります。

そちらが、あなたの【宛先】になります。

\ アプリダウンロード数 No.1 /

Foundation(ファンデーション)とMetaMask(メタマスク)を接続する

Foundation(ファンデーション)とMetaMask(メタマスク)を接続していきます。

まず、Foundation(ファンデーション)のサイトを開いて下さい。

公式サイト:https://foundation.app/

この時のWebブラウザは【Google Chrome】を使用して下さい。

トップページ右上の【Connect Wallet】をクリックしてください、メタマスクと接続できます。

右上が【Create】になっていれば、メタマスクの接続完了です。

次にプロフィール設定(Twitter認証)をして購入準備が完了です。

【Create】の隣のアイコン画像を押して、プロフィールの設定に進んでいきましょう。

こちらの画面からにて、Foundationのアカウントと紐付けをするTwitterのアカウントからツイートをするように促されます。

こちらのツイートのURLをFoundationに提出して、認証が完了です。

次は、FoundationでNFTを販売する上で最も重要な招待枠の獲得です。

他のクリエイターから招待枠を受け取る

Foundationでは、登録したからといって誰でもNFTを作成・販売することができません。

既にFoundationでNFTを販売しているクリエイターか、FoundationでNFTの落札経験があるコレクターのどちらかから招待をしてもらう必要があります。

招待枠の獲得方法は、TwitterやDiscordで呼びかけるといいと思います。

招待枠を受け取っていない方に関しては、こちらの記事(【経験談】Foundation(ファンデーション)の招待リンクを入手する方法について)をご覧下さい。

私もTwitterで呼びかけ、心優しいクリエイター様に招待して頂きました。

招待枠が届くとこちらの画面がFoundationに表示され、手続きを進めることでNFTをFoudationで作成できるようになります。

Foundation(ファンデーション)でNFTを出品・販売方法

NFTを販売するまでに3つのステップを紹介します。

  • コレクションの作成
  • NFTの作成
  • 最低入札額の決定

早速、解説していきます。

コレクションの作成

Foundationにおけるコレクションは商品を並べる【棚】のようなイメージです。

この【棚】がないと商品(NFT)を並べることができないので最低1つは必ずコレクションの作成が必要です。

この画面(Create a collection)からコレクションを作成していきます。

※この時にガス代が発生します。

この画面が表示されれば、コレクションの完成です。

次はNFTの作成になります。

NFTの作成

この画面にNFTにしたいデジタルデータを添付します。

この画面【Mint an NFT】ではNFTの名前、説明などを決めていきます。

※この時、ガス代が発生します。

この画面が出てきたらNFTの作成です、超簡単です。

最低入札額の決定

最後は作成したNFTの最低入札価格を決めて出品完了です。

この画面で入力した額のETHを誰かが入札するとオークションが始まります。

※この価格を決定するときもガス代が発生します。

【まとめ】Foundation(ファンデーション)でNFT始め方・出品する方法について

Foundation(ファンデーション)でNFTの始め方・出品する方法について解説しました。

FoundationはNFTのマーケットプレイスとしてはレアリティが高く、芸術性が高いNFTが集まっており、出品するクリエイターのブランディンは向上し、購入するコレクター側も価値あるNFTを入手できるなど様々なメリットはありますが、アメリカ発のサービスというのもあり、少し分かりにくい部分があると思います。

とはいえ、OpenSea(オープンシー)と比較するとFoundationでは手間ひまかけて作成したNFTが高く評価してもらえる可能性は上がりますよね。

もし少しでも興味や関心があるのであれば一度Foundationに出品してみてはいかがでしょうか?

ちょっと長くなったので、最後簡単にまとめます。

Foundation(ファンデーション)でNFTを購入する方法
・ETH(イーサリアム)を入手する為に、仮想通貨の取引場の口座開設をする
・20歳以上であれば、口座開設が可能
・MetaMask(メタマスク)にETH(イーサリアム)を送金する
・Foundation(ファンデーション)とMetaMaskを接続する
・Foundation(ファンデーション)でNFTを購入する

NFTを売買するために必要なETH(イーサリアム)を購入することができる国内取引所【コインチェック】の口座開設は無料でできます。

NFTをはじめ、暗号資産に興味がある人は、とりあえず口座を開設してみてはいかがでしょうか?

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>>【総勢398人】NFTでお金を稼いだことはありますか?みんなが気になるNFTに関するアンケート結果まとめ

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

他のNFTマーケットプレイスについて興味がある方はこちらの記事(【保存版】国内外のNFTマーケットプレイス5社を徹底比較!これを読めば解決します【2022年】)で比較しているので、興味がある方はご覧ください。

当サイト「NFT info」では国内外のNFTマーケットプレイスに関する情報を多数掲載しています。

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