OpenSea(オープンシー)でNFTをオークション形式で出品する方法と注意点を解説【図解】

「OpenSeaでNFTをオークションで販売してみたいけど、いまいちやり方がわからない。」

こういう悩みをかかえている方は意外と多いと思います。

初心者あるあるですよね、私も最初はやり方が全く分からなくて困りました。

この記事は【オークションの始め方】を詳しく解説している記事です、そもそもMetaMask(メタマスク)もETH(イーサリアム)も準備ができていないNFT初心者の方はこちらの記事(OpenSeaでNFTの始め方・出品する方法をわかりやすく解説【図解】)を読んでから戻ってきてください。

このページでわかること
・OpenSeaでNFTをオークションで販売する方法
・OpenSeaでオークションをする際に注意する点

それでは早速、解説していきます。

OpenSea(オープンシー)でNFTをオークションで販売する方法

OpenSea(オープンシー)でNFTをオークションで販売する時に設定する必要がある項目は、最低4つです。

・Type(販売形式)
・Method(オークションの形式)
Starting price(開始価格)
・Duration(オークション期間)

この4つだけです、超簡単です。

オプションとして【Include reserve price(最低価格)】を設定したい方であっても、設定する5つだけです。

※勿論、オプションについても解説しています。

▼まずは作成(mint)したNFTのページを開いて、右上に表示されてる【sell】をクリックして下さい。

Type(販売形式)

▼【Time Auction】をクリックしてください。

『Fixed Price』固定価格での販売

『Timed Auction』オークションでの販売

Method(オークションの形式)

▼基本的には【Sell to highest bidder】をクリックします。

『Sell to highest bidder』 最高額入札者に売却される形式です。イングリッシュオークションとも呼ばれています。

『Sell with declining price』入札者が現れるまで価格が下がる形式です。オランダオークションとも呼ばれています。

Starting price(開始価格)

▼オークションを開始する希望のスタート金額を入力して下さい。

OpenSea(オープンシー)のオークションではWETH (ラップドイーサ)が使用されます。
WETHからETHへはOpenSeaで交換ができ、価値はETHと同じです。

Duration(オークション期間)

▼設定したいオークション期間を入力してください。

基本的な設定では4つの期間から選択できるようになっています。

  • 1 day
  • 3 days
  • 7 days
  • 1 month (1ヶ月)

▼カレンダーを操作すれば、より細かい日時の設定が可能です。

オークションは設定した締め切り時間の終了10分前に入札があった場合、終了時間は10分に延長されます。

この締め切り延長の仕組みは、入札者が現れる限り延長され続けます。

Include reserve price(最低価格)

▼希望の最低販売価格を任意で入力することができます。もし、設定した価格を入札が下回っていれば作品が落札されることはありません。

▼入力項目不備がなければ【Complete listing】のボタンが青くなります、クリックするとオークションでの販売設定が完了します。

OpenSea(オープンシー)でオークションをする際に注意する点

あなたの作品に対する評価を相対的に確認ができ、予想よりも高い収益を得れる可能性があるオークション形式での販売は魅力的ですよね。

この項目では、初めてオークションをするか検討しているクリエイターが注意する点について解説していきます。

注意すべき点は大きく3つです。

  • Polygon(ポリゴン)ではオークション販売ができない
  • WETH(ラップドイーサ)で売上が発生する
  • オークションのキャンセル(取り下げ)にはガス代が発生する

早速、解説していきます。

Polygon(ポリゴン)ではオークション販売ができない

OpenSeaでは、ETH(イーサリアム)の他にPolygon(ポリゴン)でNFTを売買ができます。

ガス代がかからないので、人気があるポリゴンですがオークションでの販売はできません。

ですので、オークンションで販売したいという方はETHでNFTを出品する必要があります。

Polygon(ポリゴン)についてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事(OpenSeaのPolygonについて解説【ガス代無料・ETHとの違い・出品・買い方】)をご覧ください。

WETH(ラップドイーサ)で売上が発生する

OpenSeaのオークションを利用して販売した場合、売上はETHではなくWETHで発生します。

そして、WETHをETHに交換(ブリッジ)する時にはガス代が発生します。

MetaMask(メタマスク)ではWETHがデフォルトで表示されていない場合があるので、オークションで発生した売上を確認したい時はMetaMask(メタマスク)を設定する必要がある場合があります。

参照:Where can I find NFT sales?
What’s WETH? How do I get it?

MetaMask(メタマスク)にWETHを追加する方法

▼MetaMask(メタマスク)を開いて、ページの下にある【import tokens】をクリックして下さい。

▼表示される「検索の窓」に【weth】と入力して下さい。そして、一番上に表示される【Wrapped Ether(WETH)】をクリックして下さい。

これで、MetaMask(メタマスク)にWETHの設定が完了します。

オークションのキャンセル(取り下げ)にはガス代が発生する

1度開始したオークションをキャンセル(取り下げ)しようとするとガス代が発生してしまいます。

最近のガス代の高騰は、NFTを出品するクリエイターにとっては非常に大きな出費になります。

その他にも、どんな場面でガス代が発生するのかを知りたい方はこちらの記事(OpenSeaで発生するガス代とは?発生するタイミング、安くするコツも紹介)もご覧ください。

【まとめ】OpenSea(オープンシー)でNFTをオークション形式で出品して販売する方法

いかがでしょうか?

OpenSeaでNFTをオークション形式で出品して販売する方法について解説をしました。

記事の更新をお知らせするツイートをしていますので、新着記事を見逃したくない方は当サイトの公式アカウントのフォローもお願いします。(@NFT-info

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

当サイト「NFT info」では国内外のNFTマーケットプレイスに関する情報を多数掲載しています。

これからNFTを始める方にはどれも必見の記事ばかりです。

この記事をきっかけに1人でも多くの人がNFTを初めてくれると幸いです!

NFTについて体系的に学びたい方は、無料のLINE配信講座もしているので興味がある方は登録してみてください。