Foundation(ファンデーション)を日本語にする方法は?ガス代、出品手数料についても解説

Foundation(ファンデーション)でNFTの売買を検討しているが英語表示なので、いまいちわからない。

FoundationでNFTを出品しようと思っているが、出品するときにお金はかかるのか?

こういう疑問を感じている方は多くいるでしょう。

FoundationはNFTのマーケットプレイスとして非常に注目されているマーケットプレイスの1つです。

ただ、アメリカ発のサービスということもあり情報も少なく困っている方が大勢いるのが現状です。

この記事ではFoundationを利用していて感じるこの2つの疑問と、その解決方法を紹介していきます。

このページでわかること
・Foundationを日本語にする方法【図解】
・出品手数料(ガス代)について

それでは、早速解説していきます。

Foundation(ファンデーション)を日本語にする方法【図解】

NFTのマーケットプレイス、Foundation(ファンデーション)を日本語にすることは可能です。

しかも、超簡単で無料で誰にでもできます。早速、解説していきます。

Foundation(ファンデーション)を日本語で表示する為には、Webプラウザを【Google Chrome】に変更してください。

そうすることで、Google Chromeの翻訳機能を使用することができます。

こちらのリンクから、Google Chromeをインストールしてください。

公式サイト:https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/

Google Chromeの翻訳機能の手順

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 他の言語で書かれたウェブページにアクセスします。
  3. 一番上の [翻訳] をクリックします。
  4. その場でウェブページが翻訳されます。

翻訳されない場合: ウェブページを更新してみてください。

それでもうまくいかない場合は、ページのどこかを右クリックし、[<言語>に翻訳] をクリックします。

参照:Chrome でウェブページを翻訳する

「日本語」を選択すれば翻訳完了です。

作品名など一部は英語表示のままですが、その他の機能説明などは日本語に変わります。

Foundation(ファンデーション)の出品手数料(ガス代)について

Foundation(ファンデーション)でNFTを出品しようかと検討している時に気になってくるのが出品手数料、出品する時にお金がかかるのか?ということについてです。

厳密に説明すると、出品する時にFoundationに支払う手数料は発生しませんがETH(イーサリアム)というブロックチェーンを使用して出品するのでガス代を支払う必要があります。

Foundationに支払う手数料は販売が成立した時の販売手数料の15%と、二次流通が成功した時の5%です。あくまで、”成立”した際に抜かれる手数料なので、出品する時にFoundationに対しての支払いはありません。

二次流通についてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事(【図解】OpenSea(オープンシー)の二次流通について、手数料やロイヤリティの設定方法を解説)をご覧下さい。

ガス代とはFoundationに支払っている料金ではなく、ETH(イーサリアム)というブロックチェーンが機能するように支えているマイナーに支払われている料金です。

このページで解説すること
・FoundationでNFTの売買をする時に発生するガスとは?
・Foundationでガス代が発生するタイミングについて

・具体的にガス代はいくらぐらい支払うのか?
・ガス代を安くするコツ

詳しく解説していきます。

FoundationでNFTの売買をする時に発生するガスとは?

そもそも、ガス(GAS)とはETH(イーサリアム)上の行動(取引)に発生する処理の量です。

ETH(イーサリアム)はあなたの取引データの処理を第三者が処理してくれている仕組みで成り立っています。

ガス代とは、その処理をしてくれいている第三者に支払っている手数料です。

ガス代の価格は需要と供給で変動します。

取引が集中する時間帯や時期は料金が高く、逆に取引が少ないと料金が下がったりする傾向があります。

では第三者とは誰なのか? 前述でも軽く説明したマイナーです。

マイナー・マイニングについて

マイナーを理解するためには、マイニングを理解する必要があります。

マイニングとはブロックチェーン上で行われた取引が正確かどうかを確認・承認する作業のことです。

この確認・承認の作業をするためには膨大な計算が必要になります。

マイニングをすると報酬として、そのブロックチェーン上の仮想通貨を獲得できる仕組みになってます。

マイナーとは、マイニングをすることで仮想通貨を獲得している人々を指します。

取引量が増加するとガス代(GAS)は高くなる傾向があります。

近年のNFTブームはガス代高騰の原因になってると言われています。

Foundationでガス代が発生するタイミングについて

ガス代がなんなのか?についてはある程度、理解していただけたと思います。

次に気なるのは、ガス代が発生するタイミングだと思います。

クリエイターと、コレクターに分けて解説します。

【クリエイター】Foundationでガス代が発生するタイミングについて

・コレクションを作成する時
・NFTを作成する時
・作成したNFTを削除する時
・NFTを出品する時
・NFTを譲渡する時(状況による)

補足が必要な部分だけ解説します。

・コレクションを作成するとき

OpenSea(オープンシー)では無料ですが、Foundationではガス代が発生します。

・NFTを出品する時

OpenSea(オープンシー)では初めて出品するときに1度だけ発生しますが、Foundationでは毎回発生します。

・NFTを譲渡する時(状況による)

こちらからNFTを企画などで無償で譲渡する時は発生しますが、オークション終了後はコレクターかクリエイターのどちらかがガスを支払って取引を完了させる必要があります。

この場合、コレクター側が支払ってくれればクリエイター側にガス代は発生しません。

参照:Settle ETH after an auction ends

【コレクター】Foundationでガス代が発生するタイミングについて

・オークションに入札する時
・入札を取り下げる時
・落札したNFTを受け取る時(状況による)
・購入したNFTを転売する時


補足が必要な部分だけ解説します。

・落札したNFTを受け取る時

オークション終了後はコレクターかクリエイターのどちらかがガス代を支払って取引を完了させる必要があります。

この場合、クリエイター側が支払ってくれればコレクター側にガス代は発生しません。

参照:Settle ETH after an auction ends

万が一、内容に間違いがある場合は当サイト公式TwitterのDMにお知らせください。

具体的にガス代はいくらぐらい支払うのか?

これは状況によって本当に差がありますが、2022年2月現在の相場感覚は5,000円~11,000円ぐらいです

正直、高いですよね。

わかります、私も全く同じことを思っています。

2022年の1月に「ガス代は高いと思いますか?」というアンケートをTwitterにて実施しました。

27名の方に回答頂いた結果を早速シェアします。

高いと思う 77.8%
高いと思わない 11.1%
仕方がない 11.1%

このアンケート結果からも分かるように、多くのNFT関係者がガス代(GAS)は高いと思っています。

ですので、ガス代を安くするコツについて紹介します。

ガス代を安くするコツについて


意識すべき3つの要素を解説します。

・取引の際に一番安いガス代を選択する。
・混雑している時間帯の取引を避ける。
・出金や送金はこまめにするのではなく、まとめて行う。

詳細を解説していきます。

取引の際に一番安いガス代を選択する。(実際のガス代を公開:画像付き)

Foundationの取引を進めていくとMetaMask(メタマスク)が表示されます。

赤丸の編集をクリックして進むと処理の速さを選択できます。

速く処理を依頼するほど支払うガス代は高くなります。

・Low
・Medium
・High

この3つから選択することができます。

この時のガス代は9700円〜11000円でした。

ガス代は時期や時間帯により価格が大きく変動します。

取引の際に最も安いガス代を選択することも大切ですが最も効果があるのは次に解説する「混雑している時間帯の取引を避ける」です。

混雑している時間帯の取引を避ける。

ネットに載っているガス代が安い時間帯

  • 午前中は安い、深夜時間は高くなりがち
  • 平日よりも、土日の方が安い

時期により、多少変動があるとのことなので直近のガス代を把握するのであれば

海外の「ethereumprice」というサイトが直近のガス価格をチャートにしてくれています。

こちらのサイトを活用してみるのも良いかなと思います。

イーサリアムガス価格チャート:https://ethereumprice.org/gas/

送金はこまめにするのではなく、まとめて行う。

何回もこまめにETH(イーサリアム)を送金してしまうよりも、一回にまとめて送金をした方が明らかにガス代は節約できます。

ATMでお金を引き出すイメージと全く同じかなと思います。

チリも積もれば山となるので気をつけたいですね。

【まとめ】Foundation(ファンデーション)を日本語にする方法は?ガス代、出品手数料についても解説

いかがでしょうか?

Foundation(ファンデーション)を利用する上で、気になる2つの疑問。

日本語にする方法と、ガス代について解説しました。

Twitterは毎日更新しているので、よければフォローしてもらえると嬉しいです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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この記事をきっかけに1人でも多くの人がNFTを初めてくれると幸いです!

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